昨日はスーパー銭湯で疲れを取ったbitchyamaです、おはようございます!
今週末は晴れで嬉しいな〜。
前回までのネタバレはこちら。
現在のゲーム:トモダチ殺し合い(バトルロワイヤル)ゲーム
- 友一らを捕らえることで債務帳消しを約束された、"金の亡者"から逃げる鬼ごっこゲーム
- 約20平方kmある島全体の中を、ゲーム終了まで逃げ切ればクリア
- ゲーム終了は参加者が残り5人になったタイミングを指す
ゲームのルール
- 参加者は支給された特製ペイント銃を所持することができる
- 使用できるペイント弾は、黄色と赤の二種類
- 黄色(1発100万円)で撃たれた"金の亡者"は、10秒間身動きが取れなくなる
- 赤色(1発1億円)で撃たれた"金の亡者"は、そのまま再起不能になる
- このゲームに敗れた場合、その人物の所持金及び持っている預貯金、不動産、株など全てを没収され、今後稼ぐお金も全て運営側のものになる
各チームの所持金と残り人数
- 魅嶋チーム:所持金0円、残り人数2人
- 神代チーム:所持金7.9億円、残り人数1人
- 海童チーム:所持金2.8億円、残り人数2人
- 友一チーム:所持金9.15億円、残り人数5人
トモダチ殺し合い(バトルロワイヤル)ゲームの賞金
- ゲーム終了時まで残した現在の所持金が全て賞金になる
- ゲーム中にはお金を増やすイベントなどが色々あるので、うまくいけば莫大な資金が手に入る
最新のチャレンジ
- B-9地点の小さな小屋に、2つのお宝を用意したので、手元にある地図を参考にしながら到達して見つけ出してほしい。
- 1つ目のお宝は5億円のお金を獲得できるチケット。
- 2つ目のお宝は"黒の弾丸"。 これは、撃たれた参加者を1分間動けなくするアイテムである。
- 黒の弾丸を受けると、首につけた黒い輪っかから1分間電気が流れて動けなくなる。
- 自分で使わず、他人に売るのも"アリ"。
- 参加者同士でお金の受け渡しが合った場合、変動は運営側でリアルタイムにモニタリングしているので、後々トラブルになることもなく対処できる。
現在の弾丸の保持者
- 須原岳
友一チームの2人の裏切り者
- 心木ゆとり
- もう一名はまだ非公開
あらすじ
聡音を海に突き落としたゆとりの姿を見て、紫宮はその場に立ち尽くした。
志法が言っていたことは本当だったのだと、過去を振り返る。
志法は、ゆとりの"もう一つの顔"を見たために運営側に参加させられていた。
最初に不信感を抱いたのは、第2ゲーム終了後にマナブがCグループの借金の総額を発表したときだった。
当時の借金総額は1,080万円。
そのうち志法の借金額は620万円だった。
計算が合わないことに気付いていたのは志法だけだったが、それにより四部かゆとりのいずれかが嘘をついていることが原因だと理解する。
そして、友一や天智もまた、総額が合わないことに気付いて原因を探っているはずだと。
志法はそこで、借金額の多い自分が裏切り者だと疑われるのではないかと不安を感じた。
そのため、四部とゆとりを調べることにしたのだ。
志法が想定していた借金額
- 友一:-410万円
- 天智:-210万円
- 四部:-20万円
- ゆとり:-220万円
- 志法:-620万円
- 合計:-1,480万円
計算では400万円足りないことになる。
その説明を聞いただけで、紫宮は瞬時に状況を理解する。
つまり、ある人物の借金額を考え直せば辻褄が合うことに気付いたのだ。
それは、その人物の収支がマイナスではなくプラスになっている場合、を意味していた。
第2ゲームまでに得た賞金180万円を満額プラス収支でもっている人間がいた場合、一人だけ炙り出されてくる。
志法が想定していた借金額
- 友一:-410万円
- 天智:-210万円
- 四部:-20万円
- ゆとり:+180万円
- 志法:-620万円
- 合計:-1,080万円
志法の説明は理解できたが、それだけでゆとりを疑う判断材料にはならないと紫宮は答える。
そこで志法は、自分が見たゆとりの"もう一つの顔"を語り始めた。
ゲームから開放された志法は、クラス全員から修学旅行費を盗んだ犯人だと追求されることになる。
その背景には、旅行費を振り込みではなく「現金で集金」したからという事実があった。
その提案を行ったのは実は志法ではなく、ゆとりだったのだ。
銀行の口座を持っていない友一にとっては、恐らく費用を支払うことはできない。
たとえ口座を開設できたとしても、振込手数料だって馬鹿にならない。
だから、クラス全員が現金での集金となればいいのに、と、ゆとりの意見を聞いた志法は自分が掛け合ってみると答えた。
志法が責められていたときも、ゆとりは自分が言いだしたことだと庇ってくれなかった。
普段であればゆとりの気が小さいからと思っていたはずだが、志法は借金総額が合わなかった疑念も持っていたので、うまく整理がつけられないでいた。
そして、その疑念を解消するためにゆとりと直接話し合うことにした。
赴いたゆとりの家はみすぼらしく、生活の苦しさを感じさせる外観をしていた。
以前援助交際のようなこともしていたとゆとりは言っていたし、友一ほどではないにしろかなり苦労しているのかもしれない。
そう思いながらインターホンを押すと、一人の女声が出てきた。
下着姿で出てきた女性は、酒に酔っているようだ。
聞けばゆとりの母なのだと言う。
ゆとりちゃんには
あなたみたいな普通の友達もいたんだ
そこで志法は、ゆとりの母が発した言葉に引っかかりを覚える。
ゆとりがいじめられていたから、普通に仲の良い友だちがきたことが嬉しいのだろうか。
そう理解することにした。
ゆとりの部屋に通されたところで、また志法は引っかかりを覚える。
その部屋は、家のみすぼらしさには似つかわしくない豪華な家具や家電が置かれていたからだ。
そして部屋の中に、一冊の同人誌のようなものを見つける。
そこにはマナブが描かれていた。
そういえばマナブが深夜アニメのキャラクターだと教えてくれたのは、ゆとりだった。
しかしそこに描かれていたマナブの絵は、随分と昔にかかれたもののようだった。
時系列としてい辻褄が合わない。
その時、ゆとりが帰ってきた物音がする。
志法が出迎えようと向き直ると、普段からは考えられないようなゆとりの怒鳴り声が聞こえてきた。
母を罵り、勝手に酒を飲んだことに対して「お仕置き」をすると言い放つ。
酷い言葉遣いに戸惑いながらも、何か母に危害を加えるつもりなのではと不安に思った志法は、妨害するために部屋から飛び出した。
そこで、スタンガンのようなものを母に向けているゆとりと、怯えた母、そしてサングラスを掛けた怪しい男の3人がいるのを目撃してしまう。
……あ〜あ
見られちゃった…
ゆとりは色のない瞳で、志法の方を凝視した。
その後、志法は、ゆとりと一緒にいたサングラスの男に囚われてトモダチゲームの運営の監視下に置かれてしまったのだと話す。
その時のゆとりがしていたのが"もう一つの顔"だった。
あれを見れば、紫宮だって理屈抜きで裏があると理解できるはずだ、と続けた。
しかし紫宮は、今まで共に戦ってきたゆとりをそう簡単に疑うことはできない。
だからこそ、自分の目でゆとりがどんな顔をしているのか見てから判断すると答えた。
そして今、聡音を突き落としたゆとり。
ゆっくりと振り向いたその目には、やはり光は宿っていなかった。
……あ〜あ
見られちゃった…ね
もう疑いようがない、と、そう紫宮は感じた。
そして紫宮の背後から、須原と真次が現れる。
3人はグルだったのだ。
真次は、紫宮に二つの選択肢を提示する。
一つは、今しがた海に落ちた聡音を見捨てて、この場から逃げること。
そしてもう一つは、今すぐ首輪を自ら外し、ゲームを棄権すること。
しかし、紫宮がその選択肢に従うわけはなかった。
聡音を助けて、棄権もしない。
それが紫宮の取った選択だった。
紫宮は聡音を追って海に飛び込む。
ゆとりたちにアッカンベーと挑発する行動をしながら、崖から落ちていった。
自分がここまでかもしれないと思いながら、あとは友一に託したのだ。
解決に繋がるヒントだけを残して。
感想
あああああああああ京くーーーーーーーーん!
めっちゃかっこいい…
やっぱ京くんが一番この物語の中でかっこいいよーーー!
ぶれないし仲間思い出し、ほんとちょういいキャラ。
でもここでリタイアなのかしら…。
無事に助かって欲しいけど。
そしてゆとりがかなりのクズすぎて…。
つらみな展開だけど次回も楽しみ!
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