続きを読むにするの忘れてた!
ついに出合ってしまったサタンとユリは…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
ついに燐火に出会ってしまったユリ。
どういうことかユリが思考を整理する前に、鎮静剤を打ち込まれた燐火は十三號セクションの面々に捕獲されてしまう。
一緒にいたユリもまた連れられて行くことに。
取り調べを受けるユリの様子を見守る獅郎。
その時、別室で拘束されていた燐火は目を覚まして、ユリを探して監視員たちを焼き尽くしてしまう。
ユリのいる取調室に訪れたところで、銃を向けてくる他のエクソシストに対して火を放つが、そこでユリは燐火の腕をとって制した。
「ダメ」だと言うユリの言葉に逆らえない燐火。
その様子を見ていたメフィストが獅郎をちらりと見ながら、燐火を手懐けるためにはユリに協力を仰げば良いと助言した。
そして、十三號セクションで働くことになったユリ。
獅郎は飲みの席で大きなため息を漏らす。
獅郎もまた、燐火の監視部隊に配属されていた。
ユリは、セクションで獅郎が生まれたことも知ったと言い、自分もくされ縁なのだと話す。
燐火はユリの子供の頃の遊び相手で、初めて会ったときに自分から声をかけた。
人に憑依できるような高位の悪魔だとは思っていなかったが、今の燐火は大きな力を持った生まれたばかりの赤ん坊で、ほうっておけない。
悪魔なんかに関わっていたら本当に死ぬ、と諭す獅郎から目線をそらしながら、そそくさと呼び出し対応があったと言い席を立つユリ。
出ていき際に、出来上がったリックとすれ違うユリ。
そのユリの様子を見たリックは、「ユリを傷つけたら許さない」と獅郎に絡み始めた。
それも全て、獅郎がユリのことを本当は好きだからこそ、まごついている様子を見ていられないからなのだが…。
メフィストはルシフェルの病室を訪れ、燐火について何者だと思うかと問いかける。
ルシフェルはもう全てわかっていた。
存在する事象の全体に通じている、ルシフェルやメフィストを生み出した森羅万象そのものなのだと。
燐火の過ごす部屋でユリが行っている行為は、保育そのものだった。
最初はおぼつかなかった言葉もすぐに習得し、知識量をどんどん増やしていく。
一方で、「穴が開くか試した」と、ハムスターを殺してしまったりすぐに癇癪を起こしたりと、理性や情緒はすぐには育たない。
そのような日々を一年三ヶ月ほど過ごしたが、ある日、ユリは外部との接触ができないあの部屋は狭すぎるとして、燐火の情緒発達を促すために自分以外の人間と接することを勧める。
最初は渋られたが、獅郎が志願してくれたことでその願いは聞き入れられることに。
獅郎とともに燐火の部屋に訪れるユリ。
しかし、2人が並んでいる状況に嫉妬?した燐火は、ユリに近付くなと言いながら牽制する。
よくわからないけど、獅郎のことが嫌いだと言う燐火。
燐火のおもちゃで遊び始めた獅郎は、うまくできない燐火に対してからかうように「下手くそ」と笑う。
一般的に見れば特になんてことのない軽口だが、燐火には我慢できなかったようで、泣きながら獅郎に攻撃を加えようとする。
しかしそこでも、ユリに止められて我慢する燐火。
ただ「獅郎に勝ちたい」という対抗意識は、心の中に残っていた。
その夜、ユリが帰宅した後に無理やり扉を破壊して部屋から出てきた燐火。
監視員を人質にして本を要求した燐火は、うず高く積まれた本の山の上に座していた。
「燐火」とユリが声を掛ける。
そしてその響きが懐かしいものだ、と言いながら、わざと目の前で監視員を燃やして葬った。
オレはもう昨日とは違うんだ
ここにある知識全部手に入れてやっと確信した
このオレという存在は
“神”に相当する
いや魔神かな
これからオレのことはサタン様と呼べ
自覚の芽生えてしまった燐火は、不敵な笑みをユリに向けたのだった…。
感想
ぎゃーー燐火かわいい…って思ってたら最後でサタンになっちゃった…。
個人的には燐火が幼いままユリの母性本能擽って、獅郎に似てるからほだされて云々…みたいな予想をしていたので、それが一話にして崩れ去りました…(´・ω・`)
いや全然いいんだけど。
だいたい予想あたらないしな。
そしてやっぱり獅郎はユリのことが好きだったのね。
泣ける…やっぱ辛い話やん…。
次回もつらい展開になりそうだけど、たのしみも尽きない!!
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