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【ネタバレあり】『orangeオレンジー須和弘人ー前編』あらすじ&感想 月刊アクション 高野苺

またまた薬膳鍋食べたbitchyamaです、こんばんは!

きのこ盛りだくさんでおいしかったしお腹いっぱい!!

gozenbo.com

 

翔がいなくなった世界で、須和と菜穂が歩んだ物語とは…?

本編最終回のあらすじはこちら。 

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あらすじ

翔が事故で亡くなった後、須和はサッカー部を辞めて、さらには菜穂たちとも疎遠になってしまう。

考えても何が正解か分からないなら全部捨てようと誓った須和は、そのまま高校を卒業して、気付けば二十歳の大学生となっていた。

しかし、その心の中にあるのはいつも菜穂のことだった。

 

大学からの帰り道、須和が新しく出来た弁当屋にたまたま入ると、菜穂がバイトしてるところに遭遇した。

菜穂が野菜炒めと生姜焼きを作っていると聞いた須和は、迷わずその2つを買う。

その後も通い続けているうちに、菜穂がしつこく言い寄ってくる大学の先輩から逃れるために、口実としてバイトを始めたことが分かる。

やめておけと言う須和に向かって、菜穂はどこか諦めたような切ない笑顔を浮かべながら呟いた。

 

 

 

大丈夫

私は好きな人がいるから

叶わないけどずっと好きな人

 

翔のことを忘れられない菜穂の言葉に、生前の翔に向かって「俺たちは菜穂を好きなライバル同士だ」と言っていた自分を思い出す須和。

しかしライバルだと口では言いながらも、最初から勝ち目がなかったことを須和は知っていた。

 

菜穂が翔を好きな事も

翔が菜穂を好きな事も知ってた

 

俺はずっと迷ってたんだ

2人を応援した方がいいのか

それともずっと知らないフリを続けるのか

 

迷っているうちに翔はいなくなった

翔がいなくなるってわかっていたら俺はどうしたのかな 

 

須和は、翔に向けられていた屈託のない笑顔を、翔の死後に見せなくなった菜穂を思い出す。

そして意を決して「来週の日曜に予定を作ろう」と菜穂へ持ちかけた。

 

 

 

須和と翔とは”彼女”(菜穂)が出来たらどこへ行きたいか、何がしたいか、どんなデートをするのかということを良く話していた。

翔が望んでいた公園でのデートや、やりたいと言っていたお弁当を食べさせる行動、その一つ一つを実践していくうちに菜穂の笑顔が戻ってくるが、全て翔のおかげだと須和は感じていた。

菜穂には翔が必要だったのに、高校時代に須和が告白したことで2人がお互い距離を取るようになったのだ。

 

次に翔が希望していた映画館デートを実践する須和だったが、そこにはアズも付いて来た。そしてその次の薄川デートには貴子が…。

須和が告白してきたことを覚えている菜穂は、恐らくわざと2人きりにならないようにしているのだ。

しかし、翔が望んでいた「2人で浴衣着て花火大会に行きたい」と言っていたことを実現するために、須和はあえて翔の名前を出して誘いをかけた。

 

 

 

薄川の花火大会一緒に行こう

3人で

 

アズと?

いいよ今年は21日だっけ

 

翔と

浴衣着て翔と3人で花火見よう

 

久しぶりに出された翔の名前に菜穂の表情が戸惑いの色を帯びるが、了承の返事を返した。

 

アイツの菜穂を見る目は手の届かない星を見るようで

大切な宝物を眺めるように

けど一度も好きだとは言わなかった

 

わかってたよ

翔は最後まで菜穂を好きだった事

俺なんかよりずっと菜穂を大切に想ってて

ずっとずっと菜穂を大好きで

 

でも告白することをこわいと言った

大切だから近づけないって

 

俺にはわからなかった

わからないけど俺は翔みたいになりたかった

あんな風に菜穂を好きになりたいと思った

 

 

 

そして花火大会当日、須和は人混みの中で菜穂の手を引くもすぐに離されてしまう。

しかし徐々に戻ってきた菜穂の笑顔を見て気を取り直した須和は、その横顔に向かって独り言のように告白した。

 

好きだよ

ずっと好きだ

高校の時からずっと…

 

菜穂は一瞬須和を見るが、すぐに視線を夜空に浮かぶ花火に戻して呟く。

 

…私は

翔が好き

ずっと一生好き

 

応援なんて最初からする気がなかったずるい自分を省みる須和は、今日のこの場も翔や菜穂のためではなく、自分の喜びためにセットしたのだと実感する。

そして菜穂が追い求め焦がれる翔は、どうあがいてももうこの世にはいないのだった。

 

感想

須和…せつなす…。

あんなに明るくて元気でいいやつって思ってたけど、確かにそりゃ無理だよね…自分の気持ち押し殺して翔と菜穂を応援するなんて。

でも、未来の須和は翔を彷彿とさせるようなことに笑顔を見せる菜穂を見て、やっぱり後悔しまくったんだなと感じた。

 

 

 

高野先生ほんとに心理描写が素敵すぎて、お話に引き込まれる!

須和をフォーカスするってなると、ただの良い奴キャラで終わりがちかなって思ってたんだけど、そうじゃない人間臭いところに焦点あたってて、いい意味で予想を裏切られたー(゚д゚)!

次回後編も楽しみ!

 

 

 

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